有機無農薬野菜生産 上組営農実行組合 病害虫の防ぎ方


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害虫の防ぎ方

『害虫』とは・・・
作物は、温暖を好むもの、冷涼を好むもの、強い光を必要とするもの、あまり光を必要としないもの、酸性土壌に強いもの弱いものなど様々です。それぞれの作物に適した環境下で育てることと、作物にやさしい土作りをしっかり行い、健全な作物を育てることが防除の基本となります。
しかし、それだけでは病害虫を防除することはできません。

アザミウマ:なす、トマトなどを荒らす害虫
<写真出典:Wikipedia>


『害虫』対策

通常の栽培方法ならば病害虫が発生してからでも農薬散布という方法がありますが、私たちが行っている有機栽培ではいったん害虫が発生してしまうと手で捕殺するぐらいしか方法がありません。そのため有機栽培では、『治療』ではなく『予防』が鉄則なのです。

予防するためには、大切な点が2つあります。

1・病害虫の種類を正確に見極める

病害虫を間違って診断してしまうと、翌年にいくら防除効果の高い方法を取り入れても効果がないのは当然ですよね。そうならないためにも、翌年の防除計画に先立って、まず現在、自分の畑にどのような病害虫が発生しているのかを正確に診断できる『目』を養う必要があります。

2・病害虫の特徴を良く知る

どのような症状がでるのか、どういった環境で発生しやすいのか、どのような経路をたどってやってくるのか、特に病気では伝染経路、害虫では習性をよく知っておくことが大切です。

予防を行うためには

予防を行うためには、具体的な防除方法を取り入れる前に、まず病害虫の種類と性質を十分に把握することが大切です。把握していなければ、応用の利かない間違った防除方法を用いることになってしまうからです。

品種別の害虫対策

ミニトマト

  • 青枯れ病…接ぎ木(台木=アンカーT)をおこなう。
  • アザミウマ類…黄色粘着板を利用する。
  • ヨトウガ、タバコガ対策
    • 黄色蛍光灯を利用する。タイマーにより日没〜日の出まで点灯する。
    • 黒マルチを通路まで張り、幼虫が土の中に入らないようにする。
    • ライトネットを八ウス周囲に張り蛾の飛来侵入を防ぐ。
  • 八ダニ類…八ウス内に侵入させないように八ウスサイドにビニールのダニ返しを設ける。
  • 雑草の刈り取り…害虫の生息場所になるほ場周囲の雑草を刈り取り生息密度を下げる。

夏秋ナス

  • 整枝、誘引を徹底し、風通しをよくして病害の発生を防ぐ。
  • アブラムシ対策として、シルバーマルチやシルバーテープを利用する。
  • 高温、乾燥の時期には、ハダニやチャノホコリダニの発生が多くなるので、被害葉、被害茎の早期除去に努める。

白ネギ

  • 苗床ではさび病がよく発生するが、定植するとぎ病葉を切って定植すると、本ぽではほとんど問題にならない。
  • べと病、黒斑病が多少発生するが、病葉の廃棄で十分防除できる。

コマツナ

  • 八ウス周囲に防虫ネット(ライトロンネット)を被覆し成虫(コナガ、
  • ヨトウガ等)の飛来をを防ぐ。
  • 八ウス内ではライトロンネットや不織布のべタガケをおこなっている。
  • 冬期は病害虫の発生もなく作りやすいが、春先からは、温度が上がる3、4月頃に密植したところからべと病が発生するので注意が必要である。

人参

  • キアゲ八の幼虫が発生すると手で捕殺する程度で、病害虫は特に問題にならない。

こうして作る上組の有機野菜

水清く、緑深く、おいしい空気・・・・恵まれた弥高山の自然。
「健康な身体と自然を次世代のために」これが我々が有機栽培に取り組む理由です。
農薬・化学肥料に頼った近代農業から脱却するのはけっこう大変でした。しかし私たちの目指す有機農法は粗放的な昔農業ではありません。非常に集約的で、未だ確立されていない「新たな農法」の追求です。

主な害虫

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