有機無農薬野菜生産 上組営農実行組合 雑草の防ぎ方


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雑草の防ぎ方

有機栽培を行う場合、害虫と並んで問題になるのが雑草です。未熟堆肥を使用すると、ほ場内に雑草の種子が持ち込まれ、大発生する場合があるので注意が必要です。

<写真出典:Wikipedia>

具体的な方法・畑作の場合

(1)土壌の耕起

管理期やトラクターを使って、土壌を反転、攪拌する。久佐が多いときには、播種または定植までに数回行う。

(2)マルチの利用

黒色や銀白色のポリマルチで土壌を覆い、雑草の発生を抑制する。








(3)ワラなどの利用

稲ワラや山野草、もみがら、堆肥等で土壌の表面を覆い、雑草の発生を抑制する。

(4)バーナー消却

灯油バーナー等で雑草を焼き払う。
雑草が大きいと効果が低いので、小さいうちに焼き払う。

(5)草刈り・草取り

機械的に草を取り除く。小さいときに行う方が効果的である。
また、雑草の種子が墜ちる前に行う事も重要である。

具体的な方法・水稲の場合

(1)再生紙マルチ

専用の田植機を利用して、再生紙マルチを被覆しながら田植えを行う。
再生紙は原料としてダンボール古紙を用い、水溶、洗浄(無漂白)し、澱粉を添加して、圧搾乾燥させたものである。
炭を混ぜた黒色再生紙は地温上昇効果があり、初期生育がよくなる。
マルチのポイント
  • マルチには、黒色再生紙を用いる。従来の白色再生紙に比べ初期生育が旺盛になる。
  • 田植え作業までに、ひたひた水(田面に水がわずかにある程度)まで、完全に落水する。
  • '植付け作業は風下から始め、必ず低速でスタートし、1〜2m進んだ後、中速とする。(高速での作業は行わない)
  • 植付け本数は4本/株程度(やや多め)とし、欠株が出ないようにする。
  • 紙マルチ補給後、端まで繰り出すと紙を引きずることになるため、紙の繰り出しは紙ホルダの最後部から10〜20cm手前までにする。

(2)アイガモ

田植え後、2〜3週間目に、2〜3週齢のアイガモを放飼する。
アイガモが雑草を食べたり、撹拌するため、水が濁って雑草の発育を抑えることができる。




アイガモ水稲のポイント
  • 田植え後2〜3週間目に2〜3週齢のアイガモ雛を10a当たり15羽を目安として放飼する。
  • 鶏放飼時期が遅れると、雑草の発生が多くなりアイガモだけの働きでは除草が困難になる。
  • 灘アイガモの放飼数は水田の雑草発生量(予測)により調整する。
  • 馨鶏用の配合飼料や屑米等の餌を与えすぎると、雑草や害虫を捕食する働きが弱まる。配合肥料や屑米はあくまで不足する栄養を補うために給餌する。なお、餌やりはアイガモを飼い主になじませて出穂後の捕獲作業を容易にするねらいがある。
  • 轟出穂後は稲穂が食べられる恐れがあるので、アイガモを水田から引き上げ飼育小屋で飼育管理する。
  • 欝水田に放飼する前にニューカッスル病予防のワクチン接種を行う。ワクチン接種は家畜保健衛生所の指導に従って行う。

(3)動力除草機

歩行型の機械で2条同時に除草できる。正条植えをしておけば、縦横2方向からの除草が可能である。株元の雑草は手取りする必要がある。







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